ピアノ演奏をどう表現するか?『富士市 ピアノ教室』
2026/10/22
こどもから大人まで、生徒さんの個性が耀く
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です
クラシックで大作曲家が作った作品は作曲家の意図に
忠実に弾かなければならないのか?
この疑問がいつも心の中でくすぶっています。
なぜなら当時の楽器は現在使われているピアノと違うため
忠実に、といっても無理があるでしょう。
バッハの使用した楽器はパイプオルガンやチェンバロです。
モーツァルトもチェンバロや初期のピアノで
67鍵のフォルテピアノでした。
ショパンが使用していたピアノも現代のピアノと違います。
現在は88鍵のピアノフォルテ(通称ピアノ)です。
そのような理由から
現代は主に2つの大きな流れに分かれています。
1. 作曲家の意図を最優先する
楽譜に書かれた指示や作曲家が生きた時代様式を徹底的に研究し
それを再現しようとする。
• 原典版の重視
作曲家が残したオリジナルの楽譜を忠実に読み解きます。
• ピリオド演奏(古楽演奏)
作曲当時のチェンバロやフォルテピアノなどや奏法を使い
当時の響きを再現しようとします。
• 演奏家は作曲家の代弁者で自身の個性を押し出すより
作品本来の美しさやメッセージを正しく伝えることが役割である
と考えます。
2. 演奏家の解釈や個性を重視する
楽譜を絶対的ルールではなくインスピレーションの源と捉え
演奏家は感性や現代の感性を吹き込む立場です。
• 現代の楽器の活用
ベートーヴェンやショパンの時代よりも遥かに進化し
表現の幅が広がった現代のグランドピアノや
オーケストラ楽器の性能を最大限に活かします。
• 主観的な表現
演奏者が美しいと感じるテンポや音色に感情を込めて演奏します。
音楽は生きており、現代の聴衆の心に届けることが最も重要で
演奏家もまた作品を共に創り上げる「共同創造者」である
という見方です。
私はどちらか2つにきっちり分ける必要はないと考えます。
現代の人は表現の自由が与えられていますし
その日によって気分もかわります。
原典版とそれ以外の出版物であっても
音符以外に何が書いてあるかよく確認するのは大切です。
その上で現代のピアノという楽器と作曲家の作品で
「ここはこう弾きたいな」と自分の意思を加えるのが
素敵な弾き方ではないでしょうか?
ただしコンクールに勝ち進むには作戦は必要ですね。
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