富士市のピアノ教室が世界最古の楽器に驚く
2023/04/18
富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
ヴァイオリンには縁があり
興味深い楽器の1つです。
ヴァイオリンはせいぜいヴァイオリンの父と呼ばれるアマティがいた
約500年前までにしか遡れないでしょうに4500年前とは
どういうこと?
イギリスで2012年に見つかった推定4500〜5300年前の古い木で作られたヴァイオリンが出来た、というお話でした(汗)
世界最古というのは材料のことで残念ながらヴァイオリン自体ではありません。
その材料「ボグオーク」を知りませんでした。
ボグとは沼地
オークは日本名で樫,ならの木を指します。
船、家具、床などを作る材料です。
本来なら古い木はどんどん朽ちていくところ、
泥水の中に浸かって
うまく保存されるんだそうです。
色はどんどん真っ黒に近くなっている、
半分化石みたいなものらしいです。
4500年から5300年前
つまりストーンヘンジやギザのピラミッドよりも
2000年以上も古くを生きた樹木です。
元々オークは本来
黄土色、明るいベージュです。
それが地底に埋もれ
1000年から1万年という長い時間をかけてこのように黒く変化したそう。
これを炭化(亜炭)というらしいです。
通常なら生命を終えた樹木は倒れ
微生物などに分解され土に還ります。
しかしボグオークは偶然が重なり
地中に埋まってしまっているため分解されず朽ちず
形を保ったまま性質が変化し化石へと向かう。
完全に化石になるには数万年かかるようですが
その前に取り出された恵まれたものを総じて“神代木”と呼ぶらしいです。
屋久島の神代杉を聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
ボグオークは
それの西洋バージョンってことですね。
そんなロマンや歴史ある貴重な素材を使ってヴァイオリンを作ろうなんて素敵ですね。
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