富士市のピアノ教室が生い立ちと環境の大切さを語る
2023/04/26
富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室
長田悦子です^_^
今回は私個人のお話なので
一般的なピアノ経験者に
当てはまらないかもしれませんが
お読みくだされば幸いです。
私は自分の3才の誕生日に
「ピアノがほしい」と言ったそうです。
当時は父の月給が2万円、ピアノは20万円です。
たった3才の娘の言葉通りに
アップライトピアノが贈られました。
私の両親はたいへん若く
19才で私を産んだ母もフルタイムで働いていました。
ですからピアノ教室には通えません。
というか
出張レッスンを頼んだら私が嫌がったそうです。
母の職場近くで見つけた大手のピアノ教室に申込んだら
母がレッスンを忘れてしまい
1度も行かずにお月謝を支払って
退会したそうです(笑
そんな調子で小2から独りで40分ほど歩いてピアノに通うことになりましたが
ある日、突然先生がいなくなりました。
やっと本格的に習い始めたのは小4で
こんな特殊な例は滅多にないと思います。
本人ですが音楽の中で
なぜか特にクラシックが好きでした。
両親はクラシックに興味無しです。
保育園に通っていた頃
テレビで聴いたある曲が忘れられなくて
それがドビュッシーだと気づいたのは中学になってからです。
小学生の時もテレビドラマのテーマ曲を知りたくて
楽器屋さんに尋ねましたがわかりませんでした。
後にそれはショパンのバラードでした。
私の両親は仕事が忙しく、
ピアノの練習も自分でやらなければなりません。
以前のブログにも書いていますが
親が練習につきあってくれないと
どうやって練習すればよいか分からないです。
しかも自宅に帰るまで祖母の家にいて、
両親の仕事が終わると
ピアノのある自宅に帰ります。
夜にピアノを弾くことはできません。
しかし小4で引っ越しして環境が変わりました。
隣の家の同級生が
個人のピアノ教室に誘ってくれたのです。
ピアノ教室に通い始めた頃
父がクラシック全集のレコードを買ってくれ
(レコードって知ってます?)
もちろん、毎日のように喜んで聴きました。
ところで私の先生のレッスンは
大ざっぱだったかもしれません。
なぜなら私が楽譜をほとんど読めないことに先生は気づかなかったからです。
どうやってレッスンで花まるをもらったか?
レッスン中に同級生の弾くピアノ曲を
耳で聴いて覚えてしまうという
いわゆる「耳コピ」で凌いでいました(汗
同級生は大手音楽教室の幼児科出身です。
いいか悪いかは別として
「音楽を楽しんで聴く、よく聴く、何回も聴く」ということが如何に重要か
ということに尽きると思います。
そして譜読みできない辛さも知っています。
だからこそ指導する側になったいま
譜読みの重要性が身に沁みて
レッスンに活かしています。
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フェリーチェおさだ音楽教室