富士市のピアノ教室が脳について語ります
2023/05/03
富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です
🐰🎹💕
『日本人の脳』の著者が
母語によって脳の回路が違うことを明らかにしています。
単純にいえば、日本語で育った脳は母音を左脳で聴きます。
しかし欧米語・中国語・韓国語などで育った脳は
母音を右脳で聴きます。
この違いで木の葉や虫の音など
自然界の音に情緒や文学性を感じる
日本独特の文化が生まれたというのです。
このように
虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかりました。
西洋人は虫の音を
機械音や雑音と同じように処理するのに対し
日本人は言語脳で受けとめる
のだそうです。
右脳は音楽、機械音、雑音
左脳は言語音
というのは日本人も西洋人も共通ですが
泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは
日本人は言語と同様の左脳で聴き
西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かりました。
日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになります。
日本独自の「自然観」が、脳の働きにも影響しているようです。
しかし
ビートルズの「アビーロード」では
コオロギ系の声を効果音として使ったり
アメリカのレストランでは
コオロギらしき虫が迷いこんで
鳴いていた時に
目を細めて聴き入っていたそうです。
今どきの研究で
音楽自体、両方の脳で聴いているそうですから
傾向としてそのようなことがある、
くらいに留めておいてください。
ちなみに私は歌を聴くと
言語脳より音楽脳で聴いていることが多く
虫といってもアブラぜミはうるさいし
鈴虫は良い音色に聴こえます。
みなさんはどうでしょうか?
対面レッスン・オンラインレッスン生徒さん募集中です。
QRコードを読み込むと
ホームページのメールフォームに
つながります^_^