初見演奏をレッスンする理由
2024/01/25
富士市の人気ピアノ教室🐰🎹💕
フェリーチェおさだ音楽教室
長田です。
楽しいレッスンで五感を開放し
人生を彩り豊かにします。
初見演奏、実は私は苦手なんです。
初見演奏とは、初めて見た譜面を
練習しないで一発で最後まで演奏することです。
苦手な理由は私がピアノを習い始めた頃から3年間はまともに譜読みをせず
一緒にレッスンに行く友だちの曲を耳コピしてしまったからだと思います。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが「耳コピ」とは、
初めて聴いた曲の譜面を見ずに同じように演奏することです。
耳で聴いただけでコピーしたように演奏するので
略して「耳コピ」といいます。
実際には全く譜読み出来なかった訳ではありませんが
人間はラクな方に流れる生き物で
(言い訳ですねー)
友だちの弾く「ブルグミュラー」「ソナチネ」「ソナタ」を聴いて覚えてしまい、
ろくに譜面を見ていませんでした。
その結果「初見演奏」が苦手という弱点になってしまったのです。
たくさんの楽譜に触れることなく過ごした私の黒歴史。
だからこそ譜読みに強い生徒さんを育てるため、レッスンは初見がとても必要です。
生徒さんの年齢によってタイミングは違いますが
「ド・レ・ミ」が分かるようになれば初見を取り入れます。
まずはたくさん譜面を読ませます。自信がついたところで
「じゃあ声を出さないで楽譜のドレミを最後まで読んだら弾いてみて」と指示します。
また「音を間違えても気にしないで最後まで止まらず弾いてね。」
とつけ加えます。
楽譜が複雑化してきたら同じパターンを見つけさせたり
何の和音で出来ているか、転調や#♭♮(シャープ、フラット、ナチュラル)に注目させます。
フォルテやピアノといった強弱記号やスタッカート、スラー、タイなど
音符以外も注意します。
初見の練習は譜読みが圧倒的に早くなります。
人間はラクも好きですが新しいことも好きです。
知らなかった事をレッスンで新しく覚えて
どんどん弾けるのは楽しいですね。
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