テンションが上がる
2024/05/11
富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
楽しいレッスンで生徒さんの成長をいきいき伸ばし
彩り豊かな人生にします。
今日のお題は「テンションが上がる」です。
ところで「テンション」って何でしょう?
楽器の弦を張る力、「張力」のことです。
たまたま「クラシックギターの弦を
フォークギターに張替えても大丈夫でしょうか?」
と質問が来ていたので
「テンションが違うからやめた方が無難です」と回答しました。
フォークギターは金属弦を張ることを想定しているため
クラシックギターのナイロン弦では張力が弱く
十分な響きが得られません。
過去にバイオリンの1弦と2弦をうっかり
間違えて張ったら楽器が壊れそうになりました。
張力が違うからです。
弦の太さも張力に関係しています。
ピアノも低音、中音、高音では弦の太さが違います。
ベートーヴェン時代は真ちゅう弦などで張力は弱く
現代のピアノは鋼鉄の弦で、力強く華やかな響きです。
アップライトピアノは鍵盤の下のふたを開ければ弦が見えます。
グランドピアノの弦は譜面台のすきまから
簡単に見えます。
「テンションが上がる」は調弦でネジを巻いて
張力を上げるとき
音がぎゅーんと上がるのを指すのではないでしょうか。
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