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ショパン国際コンクールのピアノ

ショパン国際コンクールのピアノ

2024/07/29

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おさだえつこです。

 

いつもご愛読ありがとうございます😊

 

前回に引き続きショパン国際コンクールについて書きます。

 

コンクールはショパンの故郷、ポーランドのワルシャワで

5年に一度、開催されます。

 

出場者は舞台にあるたくさんのピアノの中から好きな1台を選べます。

だいたい5台ですが

1990年はピアノ数最多の7台です。

 

ピアノメーカーはその年によって変わります。

 

コンクールというのは不思議で

1位が必ずしもあるとは限らないのです。

 

1990年のコンクールは1位なしで2位が

アメリカのケヴィン・ケナーでした。

彼は当日27才で年令的にこのコンクール参加は最後のチャンスだと言っていました。

 

当時の出場資格は16〜27才まででしたが

現在は30才になっています。

 

1次審査から始まって最終審査はピアノ協奏曲と決まっています。

 

ケヴィンは指揮者と凄い剣幕でやり合っていましたが

3位になった19歳の横山幸雄さんは

「指揮者が気持ちよく振るなら

それに合わせれば

いいんじゃないの」とおっしゃいました。

 

5位には高橋多佳子さんも入賞し

その年は日本人が多数活躍した年でした。

高橋さんも素晴らしいピアニストです。

 

高橋さんはコンクールの為にポーランドに留学し

ショパンの研究家エキエル先生に

師事していました。

なのでポーランドっ子には人気があったんですよ。

 

そういえば緊張のあまり

演奏しながら倒れてしまった男性もいましたが

後日、弾き直しさせてもらいました。

そういうことで減点にならないなんて

ショパン国際コンクールの審査員は太っ腹だなーと思いました。

 

そういえばコロナで開催が延期され2021年になった時、

反田恭平さんが2位でしたね。

 

彼は既にコンサートなどでもの凄い人気がある中、

せっかくだからショパン国際コンクールに出たい

と言って出場したんです。

 

牛田智大さんが予選落ちしたのはびっくりです!

小さな頃からあんなに人気があり「ピアノの貴公子」

という雰囲気がぴったりなのに

最近の審査員はどういう基準で審査してるんでしょう。

 

 

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