バッハとメンデルスゾーン
2024/08/04
笑顔いっぱいで生徒さんが通う富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
バッハを発掘したのはメンデルスゾーンだということを
先日、ちょこっと書きました。
メンデルスゾーンはユダヤ人で裕福な銀行の家に生まれた音楽家です。
もちろん優れた作品を多く生み出しています。
時代の変遷とともに人々の好みは変わり
晩年のバッハは既に過去の人、
古めかしい音楽を書く人と言う評価だったようです。
そして死後、バッハは一般に急速に忘れられた存在になりました。
もちろんモーツァルト、ベートーヴェンなどは
バッハを崇敬し作品を研究していました。
しかし偶然バッハの作品の存在をメンデルスゾーンの知るところとなり
再演をおこなうと
バッハの再評価が始まったとされています。
なんとバッハの楽譜はバターの包み紙として使われていたというのです。
ヨーロッパでジャポニズムを巻き起こすきっかけが
日本から輸入した陶磁器などの包み紙が
浮世絵だったのと似ていますね 。
これらはまさに歴史の妙というものです。
ともかく
メンデルスゾーンのおかげで今やバッハの作品は
素晴らしい古典作品としてだけでなく
他の作曲家に影響を与え
ジャズやポピュラー、映画音楽にまで生かされています。
まさに揺るぎない評価を得ていると云えるでしょう。
小さな生徒のみなさん、
いつかメンデルスゾーンもバッハも
弾いてみたいですね。
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