ブルクミュラーについて
2024/08/18
笑顔いっぱいの生徒さんが通う富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
ピアノを習う上でポピュラーなテキスト
今回は「ブルクミュラー」についてお伝えします。
ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー（1806～1874年）は
ドイツ生まれの作曲家・ピアニストで
「ブルクミュラー25の練習曲 」の作曲者で
よく使われるピアノ教則本ですね。
中には「こどものブルグミュラー」という赤い本もあり
25曲の中から15曲が選曲された簡易版です。
私は幼い頃にこのテキストで学んだため
残りの10曲はあとから知りました。
ところで気づいた方がいらっしゃるでしょうが
昔は「ブルグミュラー」と呼び
現在は「ブルクミュラー」という表記になっています。
「G」ゲーの発音はドイツ語で、濁音ではないと気づいた編さん者がいたからです。
私が小学生の頃に発表会で弾いたブルクミュラー作曲「大雷雨」
自分の記憶ではブルグミュラー作品のはずなのに
「25の練習曲」には入っていません。
私の記憶違いなのだなと思い、すっかり忘れていましたが
ブルクミュラーには「18の練習曲」という曲集が存在するのです。
そのテキストに「大雷雨」が入っていたのを発見した時は
懐かしさと喜びでいっぱいでした。
「18の練習曲」は「25の練習曲」と似たような構成ではありますが
こちらの方がテクニック的には難しくなっています。
ピアノの先生でも「ブルクミュラー18の練習曲」の存在を
知らない方もたくさんいらっしゃいます。
興味のある方は購入してくださいね。
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