音楽を多角的に学ぶ
2024/08/22
笑顔いっぱいの生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
ある高名な先生は作曲家としてのご活動はもちろん
演奏、アレンジ、執筆、講演など幅広くご活躍され
30年にわたってお子さまを中心に
「作曲」のレッスンをされていらっしゃいます。
作曲家ならではのピアノ指導の秘訣、アレンジの極意など
数々の中から
「花のワルツ」のお話があったんですね。
レッスンでチャイコフスキー「花のワルツ」の7小節を
生徒さんに聴音させるお話。
耳にしたことのある曲。
メロディだけなら問題なく取れるでしょう。
そこからがさすがです。
書き取ったメロディに伴奏付けをさせる。
チャイコフスキーのお手本伴奏を聴かせ
なぜ作曲家はこの和音が使ったかを考える。
そこからバレエ音楽、作曲家などの音楽史につなげ
モバイルでオケの演奏動画を見せ
そこから楽器の勉強につなげて
さらに聴音で取ったメロディの「続き」を作らせ
作曲や作品の裏側を見せることにつなげる。
単なる聴音(メロディを聴き取る)にとどまらず
音楽全体を網羅する作曲家ならではのレッスンです。
最初にやったことはたった7小節のメロディ聴音です。
その「たった7小節」からこれだけの話題、学習、経験につなげられる。
まさに魔法を見ているようでした。
これだけのものを生徒さんに提供できれば
きっと満足度も違い
たくさんのものが心に残ることでしょう。
私たちピアノ指導者は
自分が持っている以上のものは出せません。
だからこそいつもあらゆる方向に
アンテナを張り
知識を蓄え、インスピレーションを高めておく
必要があります。
何より生徒さんに伝えたい!とい
熱い思いが
そこにあるかどうか。
ピアノ指導者としてどうあるべきか
先生のお話をお聞きして
指導者のあり方をあらためて考えさせられました。
フェリーチェおさだ音楽教室は
対面レッスンを基本に
世界中でオンラインレッスンを受けられます。
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