リーズ国際ピアノコンクール
2024/09/21
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
英国ウェスト・ヨークシャー州
リーズで開催されている
「リーズ国際ピアノコンクール」は
現地時間の17日夜、
3日間にわたるセミファイナルの審査が終了し
イモージェン・クーパー審査員長からファイナリスト5名が
発表されました。
日本から出場の牛田智大さんは関係者の間で
ファイナル進出は確実とみられていましたが
惜しくもファイナル進出はなりませんでした。
以下は牛田さん演奏の様子です。
スマホでURLを長押しして「開く」をタップ
↓
https://youtu.be/orjEuP17f4g?si=inbS392CptGHG1WG
ショパンコンクールの審査員は
「リーズの審査員は牛田の何を聴いているんだ。
彼の素晴らしさが分からないとは恥ずべき事」
とコメントしています。
ソロと室内楽あわせて75分のステージが求められるこのラウンド。
2次予選と同様にA、Bふたつのプログラムを用意し
室内楽の課題として
グループ1(ピアノ三重奏、四重奏、五重奏)
グループ2(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ)から選ぶ必要がある。
牛田さんの敗因は
75分をオーバーしたからとされています。
当コンクールでは今回、特に女性作曲家の作品に
スポットが当てられていることが
大きな特徴となっていますが、
牛田さんが演奏したエイミー・ビーチのピアノ五重奏曲や
ケイト・ホイットリーの作品など
課題曲から
女性作曲家作品を選択するピアニストも多く
10名の出場者によるバラエティに富んだプログラムが
展開されました。
ファイナルはリーズから西に約13キロの
ブラッドフォードにあるセントジョージホールに場所を移し
現地時間20日、21日の2日間にわたり行わます。
ドミンゴ・インドヤン指揮
ロイヤル・リヴァプールフィルとの
共演による協奏曲が課題となりますが
グループ1
(バッハ、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、モーツァルト)
グループ2
(バルトーク、ブラームス、ショパン、リスト、プロコフィエフ、ラフマニノフ、ラヴェル、ロベルト・シューマン、クララ・シューマン)
というかなり傾向の異なる2つのグループから
審査員指定の作品を弾くことになり
どちらのグループに当たるのかが
結果を大きく左右することになりそうですね。
「リーズ国際ピアノコンクール」は日本人ですと過去に
私の大好きな内田光子さんが入賞しています。
先日のブログに書いたアンドラーシュ・シフも
その1人です。
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