ワルツを弾くには
2024/09/27
笑顔があふれる生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
きのうのブログで3拍子について少し触れました。
ワルツの音楽の特徴はどうでしょうか?
ワルツとは3拍子の舞曲です。
日本語では円舞曲(えんぶきょく)と訳される
軽快かつ優美な曲のことです。
始まりはダンスのための音楽という位置づけでしたが
ロマン派(1820年〜1920年頃)には
純粋な音楽作品(ピアノ独奏曲)として作曲されました。
ワルツが世界的に有名になったのは
1814年に開かれたウィーン会議と言われています。
それ以前も作曲されていたと思われますが、
ウィーン会議以降、いろいろな作曲家がワルツを作曲し
演奏会で演奏されるようになりました。
ワルツの父とも呼ばれる
ヨハン・シュトラウス1世(1804〜1849)は
150曲以上のワルツを作曲したといわれています。
また、ウィンナー・ワルツの原型を完成させた人物でもあります。
ウィンナーというのは「ウィーン風の」という意味で
ウィンナーソーセージは「ウィーン風のソーセージ」
ってことですね(笑)
私がお教室で使用するメインテキストは
「バスティンシリーズ」ですが
その中にある「ラデツキー行進曲」を作曲しました。
「ラデツキー」も勘違いしやすく
「ラデッキー」と言ってしまうことがありますが
ラデツキーは人物名です。
ワルツに話を戻すと
もともとワルツは舞曲ですから
バレエ音楽としても多く作曲されています。
3拍子を厳密にいうなら4分の3拍子といいます。
楽譜なら1小節に分音符が3つある状態ですね。
日本文化は4拍子なのでワルツは少し苦手かもしれません。
なので踊るワルツを視聴すると上手に演奏できる
ヒントになります。
フェリーチェおさだ音楽教室
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