脱力の必要性
2024/10/04
笑顔があふれる生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
先日もお伝えした
オーストラリアの先生の「脱力」について
答えの続きです。
↓
はっきりした音楽のイメージ、音色のイメージがないのに
筋肉の使い方や脱力を意識するのは意味がないと考えます。
「脱力」は様々なシチュエーションに合わせて
自分の表現したい音楽のために弾き方を変えられる
筋肉の状態です。
脱力は人それぞれの体格や骨格によって
全く違う事を忘れてはいけません。
もちろん基本形はありますが、
子供1人1人筋肉の付き方も個人差があります。
大人も同じですが
子供の場合は体の発達というものがあるため、
物理的にこの基本形が合わないという場合もあります。
弾き方についてレッスンする際には
生徒の弾き方を見るのと同時に
どんな音が実際にピアノから出ているのかを聴き、
どんな表現をしたいのかを本人尋ねながら
弾き方を変えさせます。
例えば
「手首の力は抜きながらここには力を入れてこう弾きなさい」
というような具体的な指導はしません。
見本を見せながら手首の力の抜き方のヒントだけ教えて
その時に出た音にどう感じたか
自分が表現したいものに対して合っているか
などを本人と対話をしながら指導しています。
この時
「手首を固めた時の音も表現によっては必要になる」という事も
必ず伝えます。
これはピアノを始めたばかりの小さい子供も同じです。
↑
先生のお話は以上です。
私の場合は曲の見本を見せてしまいます。
なぜなら幼児さんに「脱力」とそうでないものを
選ばせるのはまだ早いからです。
幼児さんには「脱力」という言葉は難しいため
他の言葉で教えています。
ただし数年経った生徒さんは
どうしたいか考えさせ、選ばせます。
はっきりした音楽や音色のイメージは大切とおっしゃっていますね。
私もそこは幼児さんから大切にしています。
私のyoutubeチャンネルでも
そのことは伝えています。
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