東大か芸大か 最終話
2024/10/25
笑顔あふれる生徒さんが通う、富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
ご愛読ありがとうございます。
小、中不登校から高校進学し芸大に入学した
内田拓海さんのおはなし「最終話」です。
小学校に行かないで毎日何をしていたの?」
学校に行かない生活は朝起きてから夜寝るまで
ゲーム三昧だったようです。
「ファイナルファンタジーVI」や「クロノ・トリガー」
といった超名作を毎日何時間も、
時には晩ごはんも食べずに夢中になりやっていました。
それでも両親に「ゲームばっかりしてないで!」と
咎められたことはほとんどありません。
徹底して「やりたいように生きる」ことを認めてくれました。
世代的にはちょうど「遊☆戯☆王」や
「ポケットモンスター」といった
トレーディングカードゲームが流行していました。
ゲーム好きの彼としては興味はあったのですが、
何せいつも独りなので対戦相手がいません。
ですから楽しみ方はカードを買って並べて眺めること。
よく見ると同じキャラクターでも色々な絵柄があったり
レアなカードにはホログラム加工がされていたりして
見ているだけでも面白かったのです。
寂しそうにみえるかもしれませんが
何をしていても「楽しい」気持ちが上回っていて
寂しいと感じたことはありませんでした。
やりたいことがたくさんあり過ぎて
毎日が日曜日でも足りないくらい。
こんなにも自由な生活、
日本ではなかなか考えられないですよね。
幼稚園に通っていた5才から登園しなくなった内田さんですが
たまたま海外のお友だちが「ホームスクール」
という形を取っていた事がきっかけだそう。
幼稚園や学校に行かず、家が学校になる
ということですね。
幼稚園時代から
先生にしたがう事に疑問を抱いていた内田さん。
私が幼稚園児のピアノ指導していて
その辺は感じるところもあります。
芸大(藝大)は日本の音大の狭き門です。
まして作曲科はピアノ科より
ピアノが弾けないと
入学できないと言われています。
私の音大で作曲法の授業も
芸大出身の先生で
坂本龍一さんの後輩でした。
私が指導している方法
(ペースメソッド)を教わった
神保洋子先生も芸大卒です。
インテリジェンスを感じさせる授業でした。
ゲーム音楽や坂本龍一さんに惹かれ
音楽の道に進むことになった内田さん。
今後のご活躍、ますます期待が高まります。
このおはなしはこれで最終話となります。
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