日本の秀逸なピアニスト
2024/12/26
笑顔あふれる生徒さんが通う、富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
「かてぃん」ことピアニスト角野隼斗さんの演奏が絶賛!
英国ロイヤル・アルバート・ホールデビュー4月22日の演奏は、
世界各国の交響楽団と共演してきた彼にとっても
忘れられないものになったようです。
ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏中
カデンツァ(ソロの即興演奏)で
観客の携帯電話が突然、鳴り始めるというハプニングが発生!
思わず眉をひそめそうになる悩ましい音を
一瞬で美しい展開へと導き
ピアノの高音域と低音域を駆使して
自らの音楽に取り入れて即興演奏を続けました。
共演したスコティッシュ・ナショナル管弦楽団のヴァイオリン奏者も思わず笑顔に。
角野さんの機転を利かせた即興演奏に
ファンや音楽家らをうならせました。
多くの場合、電話音はアーティストたちにとって悩みの種であり
過去にはクラシックコンサートの演奏を止めてしまったことも。
指揮者ベン・パーマーさんも
「昨夜のクラシック・ライヴで最高の瞬間のひとつは
ラプソディー・イン・ブルーの途中で携帯電話が鳴った時に起きた」
とXに投稿して演奏を絶賛しています。
角野さんにとってその様な音は単なる雑音ではないようです。
コンサート主催の取材に彼は
「周りから聴こえた音に
直感的に反応するのが音楽家の性分なのです。
それがロイヤル・アルバート・ホールのデビューであっても」
と答えています。
角野さんは東大の大学院在学中だった2018年にピティナピアノコンペティション特級グランプリを受賞。
2021年ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリストに選ばれています。
彼は「2年前観客として訪れた時から
いつか立てたら良いなと思っていた。本当に実現するとは思わなかった。楽しかったーー!!!」
とXに投稿しています。
夢を素晴らしいかたちで実現した「かてぃん」は
日本の誇りですね。
次回は「ラプソディ・イン・ブルー」について詳しく解説します。
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