バッハの音楽にふれてみよう②「富士市のピアノ教室」
2025/03/09
笑顔あふれる生徒さんが通う
静岡県 富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
前回はインベンション、シンフォニア
平均律クラヴィーアをご紹介しました。
今回はフランス組曲、イギリス組曲をご紹介します。
・フランス組曲
全6曲で構成されます。
第1~3番が短調
第4~6番が長調で書かれ、
前半3曲はやや真面目で厳格な雰囲気
後半3曲は温和で軽やかな性格を持っています。
どの曲も趣があり優雅さに満ちています。
これらの曲の一部は
2番目の妻アンナ・マグダレーナに
向けて
書かれたと考えられています。
写真にある全音出版の
①「6つのフランス組曲」について
フランス組曲にはJ.C.アルトニコルによる
筆写譜で伝承されている版A稿と、
バッハがこの後にもっと手を加えた
B稿があり本版はそのB稿によるもので
解説つきです。
全音出版は②「フランス組曲」のテキストも
あるので注意してください。
A稿はベーレンライター版(輸入)
こちらも装飾音つきと無しがあります。
実際は装飾音にいくつもの
選択肢があります。
例えば
1、装飾音を入れない
2、装飾音を入れるとしたら
上から、その音から、下から
3、どのくらいの量を入れるか
など自由度があることを示し
J.S.バッハが弟子達にやっていたように
生徒さんの技量によって合うものを
一緒に考え選択していくこともできます。
・イギリス組曲
全6曲で構成されます。
同じ組曲として比較される
「フランス組曲」よりも規模が大きく
各楽章で施される書法も豊富。
特にプレリュードは長大な構成で書かれることが多く
全体の厳粛さ優雅さという点では特筆すべき
魅力を備えています。
フランス組曲が「小組曲」なら
イギリス組曲を「大組曲」と喩える評論もあり
比較すると多くの点でイギリス組曲が
充実しているとみられるようです。
例えばバッハの「フランス組曲」といっても
写真のように
いくつかテキストが存在するので
私のお教室ではおすすめのテキストを
生徒さんに購入してお渡しします。
明日はバッハとは違う意味で大切なお話を
お届けする予定です。
静岡県富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室
オンラインレッスンも対応しています。
無料ピアノ体験レッスンのお申し込みは
写真のQRコードからどうぞ🎹🐰