万博一万人の合唱「富士市のピアノ教室」
2025/04/23
笑顔あふれる生徒さんが通う
静岡県 富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
4月13日(日)大阪・関西万博が幕を開けました。
早朝から灰色の雲に覆われ小雨が。
会場でベートーベンの交響曲第9番を合唱する
「1万人の第九、歓喜の歌」が響き渡りました。
合唱団は全国から約1万8千人の応募があり
抽選で6〜93歳の1万263人が選ばれました。
赤や青、グレーのポンチョをまとい
会場南側の「ウォータープラザ」に3668人
大屋根リング下半円の大部分に6595人が、
その光景は幻想的で壮観。
大阪で1983年に始まった年末の恒例行事
「第九」の屋外での開催は初めてです。
主催したMBSによると
指揮者・オーケストラと合唱団員の距離は
最大で約230メートル
合唱団員同士は最大約500メートルありました。
これだけ離れた団員同士がどうやって
オーケストラとずれずに歌えたのでしょうか?
佐渡渡氏のタクトに
兵庫芸術文化センター管弦楽団が合わせ
オケの演奏と合唱のずれはほとんど気にならず
スピーカーを通じ迫力のある音圧が届きました。
「優しい翼に抱かれて、全ての者は兄弟になる」。
1万人の声が響き合う。
会場に広がる他者への共感と連帯感、
そして音楽が空へ昇っていくような開放感に浸った
約20分でした。
ホールのような閉じた空間では音が響き合いますが
今回は屋外という響きのほとんどない環境。
昨年12月にあった記者会見で佐渡氏が述べた
「(サントリー1万人の第九を毎年指揮している)
大阪城ホールでも音響的に難しい!」という言葉は
屋外で演奏する途方もなさを物語っていました。
MBSの制作技術センター音声担当の田中聖二さんは
「物理的に大きく離れた場所での合唱となるため
(マイクやスピーカーなどの)電気音響を
前提とした音響設計が不可欠だった」と振り返る。
佐渡氏から遠く離れた合唱団員は
肉眼で指揮が見えないため
ウォータープラザ護岸に大型LEDモニターを設置し
佐渡氏の指揮を映すことにしました。
音響面ではマイクを護岸に26本
オーケストラ周辺に5本、大屋根リング上に
28本を置いて集音。
42本の合唱団用スピーカーで拡声する計画を立てました。
しかし本番1週間前のリハーサルでは合唱団から
「歌いにくい」という声が噴出しました。
音は空気中を1秒間に約340メートル進みます。
200メートル以上離れた場所では
音が届くまでに約0・6秒以上かかります。
一部エリアでスピーカーの音量が不足していたため
合唱団は自分の周りの声と同時に、
遠くから遅れて届く他の合唱団の生声も
聞こえてしまい
リズムがずれて歌いづらくなっていました。
場所によっては佐渡氏の指揮が見えにくい
という視覚的な課題も明らかになりました。
そこで、本番は音量不足を補うスピーカーを増設。
万博協会の協力を得て
会場のインフォメーション用スピーカー全てから
第九を拡声できるようにしました。
遅れて届く生声をかき消す
十分な音量を確保することで合唱団が
自分のパートに集中できる環境を整えました。
視覚面では護岸に50インチのモニターを
10台追加。
それでも指揮が見えにくい合唱団員には、
オーケストラの音を頼りに歌うよう依頼。
今回の1万人の第九で
欠かせなかった最新技術があります。
NTTが研究・開発を進める次世代通信規格
IOWN(アイオン)。
半導体回路などで情報伝送・処理の役割を
担っている電気信号を段階的に光信号に
置き換えることで
高速・大容量データで遅延や消費電力が少ない
通信の実現を目指しています。
人工知能(AI)などの普及で通信量・電力消費増大への対応が課題となる中、革新的な技術として注目され、NTTは2030年頃の普及の見込み。
MBSによると
従来のネットワーク技術を用いた音響伝送では
データ処理や伝送に数十から数百ミリ秒(千分の1秒)の遅延が生じるため
演奏のズレを引き起こす原因となってしまう。
そこで今回は万博会場に張り巡らされた
IOWNのネットワークに音響・映像装置を接続。
NTT西日本のIOWN推進室担当部長小山晃広さんは
「音の遅延はマイクロ秒(百万分の1秒)単位に抑えられ
参加者は(知覚的には)全く遅延がなく音が聞こえたはず」と語ります。
護岸で演奏されたオーケストラの演奏や合唱をマイクで集音し、
リング上のスピーカーにほぼ0秒で伝送。
リング上の合唱も
指揮者やオーケストラ、合唱団がいる護岸へと
ほぼ0秒で伝送することで
「一緒に歌っている」一体感を演出しました。
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