国際ピアノコンクール考「富士市 ピアノ教室」
2026/03/22
ピアノで人生を豊かにする富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
今回は地元のグランシップ静岡大ホールで
三浦文彰さんのヴァイオリンと辻井伸行さんの
ピアノを聴いてきました。
それで私が感じたことを書かせていただきます。
前回は東京でショパコン入賞者ガラコンサートを聴きましたが
ヨーロッパ人ピアニストはたった独りでした。
そもそもショパコン(ショパン国際ピアノコンクール)は
一次予選からアジア人参加者がほぼ占めていました。
ヨーロッパ人が音楽コンクール、
特に世界的な国際コンクールにアジア人ほど熱心に
出場しない(あるいは目立たない)理由は
コンクールに対する価値観の違いや、プロデビューへのアプローチが異なるためです。
因みに辻井伸行さんは2009年に日本人として初めて
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝し
世界で活躍するピアニストで
ヴァイオリニスト三浦文彰さんも2009年に
ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクールで
史上最年少の16歳で優勝し、聴衆賞や音楽評論家賞も受賞。
2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』OPテーマ曲で
ソリストを担当。
コンサートアンコールは三浦さんと辻井さんの合奏でした。
1曲目は「真田丸」、2曲目はチャルダッシュ。
ところでヨーロッパはコンクール入賞よりも
現地の音楽院でのコネクション、著名な教授の推薦
小規模な演奏会での実績を積んで
着実にエージェントに見出されるルートが主流です。
え?それってお金を積んで有名な教授の門下生になり
自分のサロンコンサートを開いて
エージェント契約を結ぶってこと?
良いか悪いか、私には判断できないです。
ただしヨーロッパ人は型にはまった演奏を嫌い
独自の解釈や音楽性を重視するそう。
例えば「ショパン」だけが作曲家じゃありませんから
「リストやブラームス」が好きなピアニストにとって
「ショパコン」は無関心ですよね。
一方アジア人は知名度のない若者が短期間で
世界的キャリアを築くための「パスポート」として
コンクール重視の傾向があります。
コンクールは減点方式になりがちで
審査員の好みに合わせる必要があるため、
芸術的な創造性を制限されると感じるヨーロッパ人が多いです。
確かに私もそれは感じます。
しかし優勝、入賞してしまえば創造性豊かな自分の解釈で
その後コンサートを開く事ができますよね。
それに審査員の好みに合わせられる、という事は
自由に音色をコントロールできる高度なテクニックを持つ
証しです。
コンクール以外の活躍の場が多いヨーロッパでは
地域に根付いた音楽院制度やオーケストラ、室内楽など
演奏活動の機会が非常に多くコンクールで結果を出さなくても
プロとして音楽活動を続けられる環境があります。
アジア(日本、中国、韓国など)では
音楽コンクールが教育的成果の指標として
重視される傾向が強く、若い頃からコンクール対策を
熱心に行います。
そのため結果として参加者の割合はアジア人中心です。
もちろんヨーロッパ人も
ショパンコンクールやエリザベート王妃国際音楽コンクール
などの権威あるコンクールには参加しますが
アジア人のように「人生を賭けて上位を狙う」姿勢
とは少し異なる
より多様なキャリア形成の選択肢を持っていると言えます。
どちらか良いという正解はありませんが
少なくとも
アジア人コンクール入賞者が世界で活躍するのは
同じアジア人として嬉しい限りです。
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