富士市のピアノ教室がピアノの歴史を解説
2023/05/25
富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です
🐰🎹💕
1843年に初めてバイエル教則本は出版されました。(以下バイエルと呼びます)
日本の西洋音楽の父と呼ばれている伊沢さんからバイエルは始まります。
日本の近代化が始まる明治維新は教育や文化面でも大変革期でした。
伊沢さんは
明治8年、1875年に師範学科取調員としてアメリカに留学しました。
英語などは努力して進歩しましたが
どうしてもついていけなかったのが音楽の授業でした。
そのため音楽講師メイソン氏の自宅で十分なレッスンを受けて
ようやく学校の授業についていけるようになりました。
メイソン氏から与えられたテキストが バイエルであったようです。
メイソン氏が用いたバイエルは
アメリカ版ですが
バイエルの原著はもちろんドイツ出版です。
伊沢さんの帰国後、音楽取調掛(現 東京藝大) が設立されことになり
恩師メイソン氏を招きます。
メイソン氏は明治13年、1880年
バイエル20冊とともに
自身のピアノ他10台のピアノと一緒に来日します。
そこで新人20人の伝習生がレッスンに挑み
1年後には全国各地の教壇に立ち
我が国の音楽教育のパイオニアとなっていきました。
バイエルは明治時代から
日本に広まったんですね。
メイソン氏のピアノは東京藝大(東京芸術大学)で保存され
坂本龍一さんは同大学の作曲科出身です。
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