ショパン国際コンクールその2
2024/08/29
笑顔いっぱいの生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
今回も来年に開催される第19回ショパンコンクールについてお伝えします。
ショパン・コンクールのこれからと文化遺産の継承について。
コンクールに関する企画、運営を実施するのは
ポーランド国立フリデリク・ショパン研究所、
略してNIFC(ニフツ)と呼ばれます。
コンクールのプログラムや賞金や賞品についての変更もありました。
課題曲の変更は審査員の意向も取り入れて
決めたとのことです。
なぜなら審査員自身が過去のショパン・コンクールの
優勝者や入賞者なので
彼らとともにコンクールのあるべき姿を模索する中での決定です。
本選に残る参加者は技術的に優れた人ばかり。
そんな彼らからより深い表現力や豊かな音色感に
あふれる演奏を引き出すため
第1次予選に「ワルツ」を追加しました。
コンクール主催のNIFCニフツ所長シュクレネルさんのお言葉
「現代の人は舞踏会に行く経験が少なく
ワルツ=舞曲を自分の中で理解するための
イマジネーションが必要になります。
またそれらを表現するための多彩な音色のパレットを
持ち合わせていなければなりません。
参加者たちに求められることのレベルは
どんどん高くなっているのです。」
先日もお伝えしたように
第1次予選の課題曲は「ワルツ」が追加
第2次予選は「前奏曲集」とピアノ独奏曲より任意の1曲がラインナップされました。
ファイナルは従来のコンチェルト2曲に「幻想ポロネーズ op.61」が加わりました。
1927年のコンクール創設から今日まで
多くの世界的ピアニストたちを輩出し
ついに100周年を迎えるショパン・コンクール。
大きな節目に向けてのプロジェクトが粛々と進められていいます。
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