ショパンコンクール2025
2024/08/28
笑顔いっぱいの生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室の長田です。
来年10月に開催される
第19回フリデリク・ショパン国際ピアノコンクール
(以下、ショパンコンクール)。
つい最近コンクールのプログラムと課題曲の変更点や
コンクール創設100周年に向けてのさまざまな企画などが発表されました。
コンクールに関する企画、運営を実施する主体が
「ポーランド国立フリデリク・ショパン研究所」です。
ポーランド語の名称はNarodowy Instytut Fryderyka Chopina
それぞれの単語の頭文字をとってNIFC(ニフツ)と呼ばれています。
ショパンの自筆譜の収集やショパン時代のピアノの修復と再現など
ショパンの文化的遺産を保護し研究することを目的としているほかに
コンクールや音楽祭などの企画、学術研究、自筆ファクシミリ楽譜の出版やCDリリースなど
多岐にわたる活動を展開しています。
NIFC所員たちを統率しリーダーシップを発揮しているのが所長のアルトゥル・シュクレネル氏です。
幼い頃からショパンの音楽を愛しピアノに親しんでいた彼は
少年時代「自分の指先からショパンの音楽が湧き出てくる喜びを感じるために」ピアノを弾いていたのだといいます。
開催が来年に迫った第19回ショパン・コンクールについて
いくつか注目すべき点があります。
まずファイナルの課題曲に
「幻想ポロネーズ op.61」が加わりました。
いわば「若書き」の作品であるコンチェルト2曲に加え
ショパン最晩年の大作を演奏してもらうことで
ファイナリストに要求される技術と表現力の幅が大きく広がります。
そのほかに、第1次予選の課題曲には「ワルツ」が追加され
第2次予選には「前奏曲集」とピアノ独奏曲より任意の1曲がラインナップされました。
コンクール創設100年アニバーサリーイヤーに向けて
1927年の創設から今日まで多くの世界的ピアニストたちを輩出し
ついに100周年を迎えるショパン・コンクール。大きな節目に向けてのプロジェクトが粛々と進められています。
来年が待ち遠しいですね!
次回もショパンコンクールについてお知らせします。
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