バッハの音楽にふれよう③「富士市のピアノ教室」
2025/03/11
笑顔あふれる生徒さんが通う
静岡県 富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です。
バッハの時代にピアノは発明されていませんが
現代はピアノで演奏します。
例えば「G線上のアリア」は
もとはヴァイオリンを含む弦楽器の曲で
それをピアノに編曲したものです。
「トッカータとフーガ」はパイプオルガン用で
パイプオルガンには足鍵盤がついています。
足鍵盤はピアノのペダルではありません。
どちらかというと
パイプオルガンはエレクトーンなどの
「電子オルガン」が近いです。
しかし編曲されたピアノ曲としての楽譜は存在します。
それを踏まえた上で一般的に習う
バッハの
クラヴィーコード(ピアノ)の曲の
最終回です。
・イタリア協奏曲
明るく軽快な1,3楽章と
1つの旋律が悲しげに歌い続ける2楽章から成る
15分ほどの曲です。
バッハらしく緻密に構成された
知的な曲でありながら
バロック時代の後の古典派の音楽のような軽快さがあります。
平均律を何曲か弾けるなら
十分挑戦できる曲ですが、
各楽章にそれぞれ独特の難しさがあり
ピアノ上級者でもかなりの手ごたえを感じることでしょう。
・パルティータ
「組曲」を表すパルティータは第6番まであり
それぞれが6〜7曲の組曲になっています。
バロック時代の組曲はまず前奏曲があり
その後に色々な舞曲を演奏していく
という形式になっています。
一つのパルティータを通して演奏すると
15〜20分ほどになります。
前奏曲のオーケストラ的な表現、各曲のダンスのスタイルなど
演奏には音楽史の背景知識が必須です。
もとの演奏技術の困難さと相まって
弾きこなすのは大変難しく
上級者好みの曲といえるでしょう。
・ゴルトベルク変奏曲
テーマと30の変奏曲からなり
当時の鍵盤技術のあらゆる要素を詰め込んだ
鍵盤曲の集大成ともいえる曲です。
3で割り切れる変奏(第3変奏,第6,第9,..)は
カノンと呼ばれる技法を用い
3で割って1余る変奏は
舞曲や合唱などのスタイルがはっきりした曲
3で割って2余る変奏は鍵盤技術の見せどころ、
となっています。
曲全体に数学的な構造美があり、
それぞれの変奏が一級品の名曲です。
演奏は全部で1時間ほどかかり、
1曲としての規模は
現代からみても圧倒的な大きさです。
演奏方法にこれといった
正解があるわけではないことも多く
それぞれの感性・研究を活かして
取り組むことになります。
ピアノの技術・音楽の知識に加え
表現の独創性も必要になることでしょう。
静岡県富士市のピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室
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