平均律と古典音律「富士市ピアノ教室」
2026/09/24
笑顔あふれる生徒さんが通う
富士市の人気ピアノ教室
フェリーチェおさだ音楽教室です
ピアノ以外にもクラシックを聴いて楽しむにあたり
気になることがあります。
長い話になりますが純正律と平均律などについてです。
鍵盤楽器の中でピアノは平均律ですが
ハープシコードなど純正律で
ヴァイオリンも純正律に近いです。
「純正律」はピタゴラス音律や中全音律
ヴェルクマイスター、キルンベルガーなど
古典音律の1つです。
〜古典音律〜
純正律は和音に響きの濁りやうなりがなく
透き通った感覚の和音になります。
ピタゴラス音律は完全5度(3:2)を積み重ねた音律。
メロディはきれいですが3度の和音が濁ります。
中全音律は主要な3度の響きを純正に保ちつつ
すべての調で演奏しやすく改良した音律です。
ヴェルクマイスター / キルンベルガーは
すべての調が使えるように工夫された「循環音律(ウェル・テンペラメント)」の代表例です。
調ごとに独特の雰囲気が生まれます。
ピアノで演奏するバッハの平均律クラヴィア曲集の
「平均律」は厳密には現代のピアノの十二平均律ではなく
どの調でも耳当たりの良いように
「うまく調律された」純正律に近いということです。
十二平均律は1オクターブを12等分したもので
隣り合う音の周波数の差は等しく
12√2:1(=100セント)になること。
など言い出したら訳がわからない数学的な話なので
割愛します。
優れたピアノ調律師はホールの状態や気温、湿度など
その時々の状況によって微妙に調律を変えると
聞いた事があります。
そして鍵盤楽器は調律師の腕にとても大きな役割が
あります。
ところで弦楽器や管楽器だけの合奏の場合
各奏者は純正律で音程をとるのでしょうか?
平均律のピアノが入る協奏曲やアンサンブル
ソナタではどうでしょう?
ヴァイオリンなど弦楽器の場合
同じ音であってもより協和のとれた音程を求めて
左手で弦を押さえる位置をずらし
管楽器は口の形で音程を変えます。
単に純正律と一括りにしましたが
それは中全音律やヴェルクマイスターなど
他の古典音律も曲によって使い分けるのでしょうか?
弦楽器、管楽器は曲や時代に応じて繊細に
音の取り方を変えています。
調律という観点からすると
パイプオルガンなど大掛かりな楽器は
どうでしょう。
ヨーロッパの古い教会のオルガンなどは古典音律が
メインになるのでしょうか。
これも東京芸術劇場のパイプオルガンにヒントがありました。
ホールではなんと3種類のオルガンあるとのこと。
①オランダ・ルネサンスの精神を汲む中全音律
②18世紀中部ドイツの味わいを持つバロック調律
③そして19世紀半ばのロマン派の要素を取り入れた
ほぼ平均律。
かなりコストがかかっていてパイプ総本数9,000本!
これならスヴェーリンクからブクステフーデ、バッハ
サン=サーンスやマーラーの交響曲も使い分けられるでしょう。
今後もしこのホールでオルガンの演奏会に行く機会が
あれば心して臨まないとですね。
ピアノは普通の平均律ですが
オルガン、チェンバロなどは曲や時代に合わせた
調律法が採用されるようです。
ここでは奏者個々の音感も必要でしょうが
指揮者や各首席奏者の耳の良さも
さらに重要になると思われます。
このあたりの厳格さ緻密さが単に技術的に上手い、
上手くないという以前のプロとアマの差になってくる
気がします。
その昔チェリビダッケが初来日して読売日響の
リハーサルに臨んだ時、
音合わせだけで1日かかったというエピソードも
あったそうです。
ここまでくると純正律とか平均律とかいうより
「チェリビダッケ音律」(笑)に仕上げたかったのでは
と思ってしまいます。
ちなみに純正律と平均律の聴き比べ動画は
YouTubeにたくさん上がっていますが
ピタゴラス音律のように整数比の音程でなく
やはりふだんからピアノに慣れているせいか
平均律のうねりが心地よかったりします。
このお教室で
笑顔になれるピアノレッスンを受けませんか?
🔴無料ピアノ体験レッスンのお申し込みは
写真のQRコードからどうぞ🎹🐰
対面ピアノレッスンと全国オンラインレッスンが可能です
※オンラインの体験レッスンは鍵盤をご用意ください
弾き語りのイベント出演依頼、作曲、アレンジなど
承ります
🔵アクセスは便利な富士バイパス「道の駅富士」近く
静岡県富士市フェリーチェおさだ音楽教室

