フェリーチェおさだ音楽教室

ショパンからドビュッシーへ「富士市 ピアノ教室」

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ショパンからドビュッシーへ「富士市 ピアノ教室」

ショパンからドビュッシーへ「富士市 ピアノ教室」

2026/06/02

こどもから大人まで

笑顔あふれる生徒さんが通う、富士市の人気ピアノ教室

フェリーチェおさだ音楽教室です。

 

今日はちょっと専門的なブログです。

たまには真面目な内容を書かないと(笑)

 

最近、フランスの作曲家ドビュッシーとラヴェルについて

書きましたが

ドビュッシーがショパンの奏法を知っていた証拠が

見つかりました。

ドビュッシーの演奏に必要な技法のうち

レガート奏法はショパンから来ているようです。

 

貧しいドビュッシーはモーテ夫人に無償で

ピアノの手解きを受け

パリ音楽院のピアノ科に入学しました。

 

研究者の間でモーテ夫人は

ショパンの弟子と認定されていないようですが

そうではありません。

 

ショパンが死ぬ年に書きかけていたピアノ奏法の草稿は

フランス語でミ、ファ#、ソ#、ラ#、シの

音名があります。

ショパンはフランス語で書いていたのですね。

 

なぜならお父さんはポーランドに移住した

フランス人だからです。

ショパンの祖国はポーランドでも

活躍したのはフランスです。

 

ショパンは主に上流階級の子弟を指導していたため、

彼の奏法はプロフェッショナルな弾き手の間には

なかなか伝わりませんでした。

 

ショパンの死後、草稿は姉の手に渡り

ついでチャトルスカ公爵夫人から

ポーランドのピアニスト、ナタリア・ヤノタに寄贈されました。

ヤノタの死後、競売にかけられ1936年に

名ピアニスト・コルトーが落札しています。

 

エーゲルディンゲルが「弟子から見たショパン」

の中で紹介したのは1979年。

 

ショパンは音階も 

長い指が黒鍵に乗るF♯やB♭メージャーなどを

先に練習するように勧め

 

♯や♭をひとつずつ取っていって、

最後に1番「難しい」ハ長調を練習するようにと言っています。

 

これは後のロシア奏法にみることができます。

長い指を黒鍵に短い指を白鍵に置く独特の奏法は

ロシア奏法の創始者の一人、ネイガウスをして

「コロンブスの卵」と言わしめました。

ネイガウスはピアニスト・ブーニンのお祖父さんです。

(ブーニンについても過去ブログに載せています)

 

これは生徒さんが使うテキスト、

バスティン「テクニック」で指導しているので

納得がいきます。

 

ところでドビュッシーが1915年に作曲した『12の練習曲』

クープランとショパンで迷った挙句、

「ショパンの思い出」に捧げられました。

第1番「5本指のための」の中間部には

ショパンの奏法と全く同じ音形が出てきます。

 

ドビュッシーの練習曲も全体はCメージャーなのに

ラストの音階はD♭メージャーで

締めくくりだけ取ってつけたようにCコードで結ばれています。

 

これもドビュッシーがモーテ夫人から

ショパンの秘法を授けられていた証明になるでしょう。

 

私はバスティンのテキストで指導する前に

ペースのテキストでレッスンしていました。

アメリカの2大巨匠、

バスティン先生とペース先生のピアノ教育は

共通した点がとても多いですが

ペース先生はロシア奏法の流れです。

ペースの教育を基にバスティンテキストで指導しています。

 

私事ですが今夜はミュージカル稽古のため新宿に宿泊します。

 

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